1日、ニュージーランドのアワプニ競馬場で行われたG1マナワツ・サイヤーズプロデュースS(G1、芝1400メートル)でステファノスの初年度産駒ピンアン(牝2、L・ラッタ)がG1初制覇を果たした。鞍上はジョー・ドイル騎手で勝ちタイムは1分23秒93。

父のステファノス(牡12)は父ディープインパクト、母ココシュニックという血統。ノーザンファームが生産し、現役時は日本の藤原英厩舎所属、キャロットファームの所有馬として活躍した。15年のクイーンエリザベス2世C(香港)、天皇賞・秋、17年大阪杯でG1・2着3回の実績があり、18年香港C(9着)を最後に現役を引退。ニュージーランドで種牡馬入りしていた。

ピンアンは20年8月11日生まれのニュージーランド産馬。この勝利で通算6戦2勝3着4回となった。父のステファノスは初年度産駒からG1馬を送り出し、今後もその血を広げていきそうだ。