ニュージーランドT4着のモリアーナ(牝3、武藤)が抜群の動きを披露した。

美浦ウッドコースでアルファインディ(3歳未勝利)と2頭併せ。ゆったりと2馬身半追走し、直線は鞍上の武藤騎手が懸命に抱えながら馬場の真ん中を豪快に駆け抜け、1馬身先着。5ハロン67秒5-11秒3を計時した。

武藤師は「動きはいつもいいけれど(手綱を)離せば(ラスト1ハロン)10秒台が出るようなうなり方だったね。今回は初めて在厩で2戦目を迎えるけどオンとオフを自ら切り替えられている」とうなずいた。

騎乗した武藤騎手も「前回と同じくらいいい状態です。元々時計が出ちゃう馬なので加減しながらでしたがいい動きでした」と手応えを示した。

今回から横山典騎手と初コンビ。武藤師は「牝馬といえどトップクラスの決め手が使える。鞍上の手腕にも期待だね」と話した。