香港の新たなスプリント王者ラッキースワイネス(セン4、K・マン)が断然人気に応えた。鞍上はザカリー・パートン。

マスターエイトが逃げ、楽な手応えで2番手を追走。直線で抜け出すと、最後は後続を突き放す大楽勝だった。昨秋の香港スプリントは直線で進路を失い、6着に敗れたが、年明けから破竹の5連勝。センテナリースプリントC、クイーンズシルバージュビリーCと合わせた「香港スピードシリーズ」完全制覇となった。今後は登録を行っている安田記念(G1、芝1600メートル、6月4日=東京)への参戦を行うのかどうか注目が集まる。

2着にはクーリエワンダーが入り、同レース3連覇を狙ったウェリントンが3着。日本から参戦したアグリ(牡4、安田隆)は5着に敗れ、日本馬初のチェアマンズスプリントプライズ制覇はならなかった。

馬連(1)(4)1540円、馬単(1)(4)1490円、3連複(1)(2)(4)570円、3連単(1)(4)(2)2460円。

(注=成績、払い戻し金などは、必ず主催者発表のものと照合してください)