28日の東京競馬場では、第90回ダービー(G1、芝2400メートル)が行われる。

最後の直線で競り合う、前列左からイクイノックス、ドウデュース、アスクビクターモア=2022年5月29日、東京競馬場
最後の直線で競り合う、前列左からイクイノックス、ドウデュース、アスクビクターモア=2022年5月29日、東京競馬場

■日本ダービー見どころ

3戦3勝の皐月賞馬ソールオリエンス(牡3、手塚)が無敗のダービー馬となるか。その皐月賞は後方2番手から豪脚を発揮。重馬場の大外から1馬身4分の1差、差し切るという強い勝ちっぷりだった。コーナリングなどでまだ幼い面も見られるが、広い東京コースで持ち前の末脚を発揮できれば当然、勝ち負けになる。


皐月賞2着のタスティエーラ(牡3、堀)がライバルだ。弥生賞ディープインパクト記念を快勝すると、皐月賞は正攻法の競馬で2着に好走。レースセンスが抜群で、展開や馬場を問わないのも強み。距離延長でも上位争い間違いなしだろう。


皐月賞で1番人気に推されたファントムシーフ(牡3、西村)の巻き返しにも期待したい。道中で落鉄するアクシデントがありながら3着。道悪にも影響を受けたが、力は示した。共同通信杯を制した東京で本領発揮となれば、逆転があっても不思議はない。


別路線組ではドゥラエレーデ(牡3、池添)が面白い1頭だ。昨年末のホープフルSを14番人気で勝利。今年初戦となった前走はダートのUAEダービーに出走して、デルマソトガケの2着に好走した。早い時期から“二刀流”で結果を出している異色のタイプ。再びの芝でどんなレースを披露するか、楽しみだ。


青葉賞を制したスキルヴィング(牡3、木村)も能力は非凡。未勝利、1勝クラスから3連勝中で、いい瞬発力を持っている。ついに青葉賞勝ち馬からダービー馬が誕生するか。


他にも、皐月賞4着のメタルスピード(牡3、斎藤誠)、きさらぎ賞を勝利し皐月賞9着のフリームファクシ(牡3、須貝)、3連勝で京都新聞杯を勝ったサトノグランツ(牡3、友道)、毎日杯を快勝したシーズンリッチ(牡3、久保田)などが一発を狙っている。


■予想コラム

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