青葉賞2着から臨んだ6番人気ハーツコンチェルト(牡、武井)が3着に食い込んだ。

後方待機から鞍上の松山弘平騎手が向正面でまくり気味に進出。4コーナー6番手で直線に向かうと、外めから末脚をぐんぐんと伸ばした。

松山騎手は「スタートが出られないところがある馬で後方からになりましたが、無理せずいいリズムで位置を上げられて、リカバリーできた。勝ち馬をマークするいい形でした。最後はしっかり差を詰めているし、苦しい競馬になりましたが、よく頑張っていると思います。力のあるところを見せてくれました。馬はこれからも楽しみです」と評価した。

青葉賞からのローテーションで挑んだ馬では、17年3着のアドミラブル以来、6年ぶりに馬券圏内に入った。

武井厩舎は開業10年目で初めてのダービー出走だった。