ゴールドシップやソダシなどを手がけた今浪隆利厩務員(64)が“ラストラン”を無事に終えた。

担当馬の7番人気ホウオウロザリー(須貝)が後方から追い上げて5着に健闘。検量室前で出迎えると、顔をなでてねぎらった。

G1・10勝を挙げた腕利き厩務員は7月に引退する予定で、有給休暇消化のため、トレセンで働くのは今月末までとなっている。担当馬のレース出走は今回が最後になる見通し。「無事に厩舎まで連れて帰りたい」と最後まで気を抜く様子はなかった。