永島まなみ騎手(20=高橋康)が地方・川崎で初勝利を挙げた。1番人気ハクサンミニョン(牝、高橋康)に騎乗して、2番手追走から4角先頭の積極策。直線では少し外によれるシーンもあったが、2着馬の猛追を鼻差退けた。勝ち時計は1分31秒5。初ダートのパートナーにデビュー4戦目で初勝利をもたらした。

永島騎手は「今回しっかりダートで勝ち切ってくれたのでよかったと思います。気の難しい部分もあり、砂をかぶらせるとやめてしまうと思ったので番手にしました。芝の方がいい馬だなとは思いますね」と話した。

川崎では2月2日、3月2日に続く3回目の騎乗。「2回とも自厩舎で今回も自厩舎。いろいろ地方で乗せていただいていますけど、どの競馬場も特徴があって、今回はミニョンが頑張ってくれたんですけど、私自身まだ馬をふらふらさせてしまったり、集中させられていない部分もあるので、今後も技術を見つめ直して頑張りたいと思います」と気を引き締めていた。

南関東では1月18日にトーホウキザンで勝った船橋7R以来、2勝目となった。