最終週も締める。騎手デビュー2年目の佐々木大輔騎手(19=菊川)が、函館リーディング獲得へまい進中だ。先週までに18勝を挙げ、リーディング1位を独走中の関東の新星。昨年リーディングの横山武、レジェンド武豊騎手ら大きなライバルが集う北の大地で勲章獲得なるか。函館2歳S(G3、芝1200メートル、15日)ではクールベイビー(牝、矢野)で自身2度目の重賞に挑む。

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函館2歳Sにはクールベイビー、ナスティウェザー、ナナオと、佐々木騎手の手綱で勝ち上がった馬が3頭いる。コンビ継続となるクールベイビーは6月25日の函館新馬戦で好位から首差で差し切り勝ち。3着馬はさらに5馬身突き放していた。佐々木騎手は「直線の反応が良かったですし、立ち回りがうまいですね。馬が強かった」。再度、同舞台でセンスの良さを生かす。