友道厩舎ゆかりの血統馬エヴァンスウィート(牝、父スワーヴリチャード)のデビュー戦は3着だった。中団からスムーズにレースを進めたが、4コーナーで内側の馬の影響でかなり外に振られる不利があった。

鞍上の坂井騎手は「4コーナーまで感じは良かったです。不利がなければ、2着はあった内容でした」と振り返った。

姉兄に13、14年ヴィクトリアM連覇のヴィルシーナ、17年ジャパンC制覇のシュヴァルグラン、17年ドバイターフなどG1・2勝のヴィブロスがいる超良血馬。母ハルーワスウィートの最後の産駒として、初陣が注目されていた。

母や兄姉も管理した友道師は「装鞍所から落ち着いていましたし、合格点の内容だったと思います。4コーナーまでは完璧でしたからね。能力は感じている馬ですし、血統から考えてもこれからもっと良くなってくると思います」と話した。

馬主である大魔神こと佐々木主浩氏も応援に駆けつけていた。