ゴールドシップやソダシを担当した今浪隆利元厩務員(64)が競馬人生を振り返る連載コラム「今なお夢の中」が26日付の日刊スポーツでスタートする。毎週水曜付で全5回。極ウマ・プレミアムでも掲載される。

手がけた名馬との思い出や秘話をはじめ、厩務員になるまでの生い立ちや引退後の楽しみについてもつづられる。15歳で競馬界に入り、そのキャリアは50年近く。今月20日でトレセンを退職した際には「もう厩舎に入れなくなるんだなあというのが強いね」と思いを語っていた。

◆今浪隆利(いまなみ・たかとし)1958年(昭33)9月20日、福岡県北九州市生まれ。15歳で高校を中退して名古屋競馬の騎手候補生に。北海道の牧場勤務を経て、栗東トレセンで厩務員となる。内藤繁春厩舎と中尾正厩舎で働き、09年から須貝厩舎へ。ゴールドシップ、レッドリヴェール、ソダシでJRA・G1計10勝を挙げた。