今週の日曜札幌メインはエルムS(G3、ダート1700メートル、6日)が行われる。

大沼S→マリーンS→エルムSの「北海道ダート3冠」制覇がかかるペプチドナイル(牡5、武英)は1日火曜、富田暁騎手を背に馬場入りし、2日の追い切りに向けて感触を確かめた。

7月29日の1週前追い切りではダートコースで富田騎手を背に、5ハロン79秒4-11秒8(いっぱい)の好時計をマークし、併せ馬で負荷をかけられた。同騎手は「1本追い切って、だいぶ軽さがでてきたと思うし、明日の追い切りに向け態勢は整ったと思います。先週感じた重さもなくなってきて、土曜やったのがだいぶプラスになってきている。この感じなら息を整える程度でよさそうです。何のトラブルもなく順調にきていると思います」と確かな上向きを実感していた。

自身初のJRA重賞制覇がかかる一戦に「オーナーも僕も初重賞がかかりますが、厩舎の方もしっかり調整していただいていますし、何も考えず乗るだけです」と平常心でタイトル獲得を目指す。