8月19日から9月18日まで短期免許を取得している世界の名手ジョアン・モレイラ騎手(39)が、19日の札幌6Rをオリンポスカズマ(牡3、平田)で勝利した。レース後は多くのファンから拍手で祝福。笑顔でサムズアップをし、声援に応えていた。

モレイラ騎手は「ハートが強い馬で一生懸命走ってくれた。2着馬とはいい勝負でしたが、勝てて良かったです」と話した。

今年2月には4年ぶりに来日し3勝、カナダのシャールズスパイトとともにフェブラリーSへ参戦(9着)しているが、短期免許で来日は、18年秋以来で約5年ぶり。日本での勝利は、2月19日の東京8R(アンセーニュ)以来となった。

日曜の札幌記念(G2、芝2000メートル、20日)ではダノンベルーガ(牡4、堀)に騎乗。来週は札幌競馬場で行われる「2023ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)」にも出場を予定している。