1番人気ドゥレッツァ(牡3、尾関)が差し切り、未勝利戦から休養を挟み4連勝でオープン入りを決めた。勝ち時計は2分11秒4。戸崎騎手は「もう少し楽に進められれば良かったです。馬に助けられました」とホッとした表情を浮かべた。

道中は後方集団を追走。4角7番手で直線に入った時には、先頭とは5馬身以上の差があった。それでもステッキーが入ると、体勢をぐっと低くしてスピードアップ。メンバー最速上がり上がり34秒4の末脚を繰り出し、たたき合っていた先行馬2頭をかわした。

同騎手は「(スタート後に)内から馬が来て、それに自分が戸惑いました。ポジションは取れましたが、後ろからになりました。差し切れたのは馬の力があったからですね」と能力の高さに感謝した。