逃げた10番人気のショウナンマヌエラ(牝、高野)が2着に粘り込み、馬連万馬券などの波乱を演出した。

ハナを主張して長い直線でもしぶとさを発揮した。勝ったアスコリピチェーノ(牝、黒岩)に1馬身先着を許したが、重賞初挑戦で力を示した。

石橋騎手は「芯の通ったいい馬ですね。返し馬の感じも良かったです。道中もいい雰囲気で行けたし、直線で馬場のいいところに出したら伸びてくれました。勝った馬も強かったけど、これから楽しみですね」と振り返った。

◆新潟2歳Sの牝馬ワンツー 07年1着エフティマイア、2着シャランジュ以来16年ぶり5度目。なお牝馬の優勝は昨年のキタウイングに続き通算18勝目。