2023ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)の最終日が27日、札幌競馬場で行われ、JRA選抜の岩田望来騎手(23)が初出場で初優勝を成し遂げた。

優勝した昨年に続く連覇を狙った武豊騎手(54)は、わずか2点差でシリーズ初の快挙を逃した。第3戦を3着にまとめ、この時点で暫定2位。最終第4戦は好位から積極的なレースを見せたが、直線は伸びきれなかった。

それでも4戦合計54ポイントを獲得し、同56ポイントの岩田望騎手、55ポイントのキング騎手に次ぐ3位。

2年連続の表彰台に「シリーズに選出されてうれしかったし、1つは勝ちたいと思っていた(土曜の第2戦を勝利)。目標を達成できてよかったし、表彰台にも立てた。ワールド“オールド”スターとしての面目も保ったと思います」と笑いを誘った。