日曜中山メインはサマーマイルシリーズ最終戦の京成杯AH(G3、芝1600メートル、10日)が行われる。

最軽量ハンデ51キロのグラニット(牡3、大和田)が展開の鍵を握る。前走ラジオNIKKEI賞は6着。軽快な逃げ脚を武器に世代トップクラスと戦ってきた。

大和田成師は今回、控える可能性を示唆している。「中間は順調で、心身にいい緩さがあります。本質的に逃げ馬と思ってなくて、たまたま逃げる形がはまっている。正攻法の競馬も考えています。位置を取りに行って結果的にハナを切ってもいいし、控えてもいい」と思案する。