2017年ホープフルS覇者で、大井に転厩していたタイムフライヤー(牡8)が、引退することになった。所有するサンデーレーシングが23日、ホームページで発表した。

同ホームページによると、11月の復帰を目指していたが、左前脚の球節部に腫れと熱感が見られた。検査を行ったところ、球節部の骨片が複数遊離していることも判明、もともと出ていた骨膜の範囲も広がっていたという。年齢面の衰えなども考慮され、引退の決断となった。

今後は乗馬となる予定。

同馬は17年8月の新潟でデビュー。5戦目で、G1昇格初年度のホープフルSを制した。その後、勝ち星から見放されたが、ダート路線に転向して2020年7月マリーンSで復活V。続くエルムSも制して、芝&ダートのJRA重賞制覇を果たした。

8月23日川崎のスパーキングサマーC6着が現役最後のレースとなった。