1番人気ヴェルトラウム(牡、西田、父ミッキーロケット)が直線余裕の差し切りでデビュー勝ちを収めた。ゲートひと息も、二の脚で好位を確保。手応え良く直線に入ると、先に抜け出したサトミノエガオを直線半ばできっちりと捉えて、3馬身差でゴールした。勝ち時計は1分12秒8。

戸崎圭太騎手は「スタートは扉に驚いてひと息でしたが、二の脚でカバーしてくれて、その後はスムーズでした。手応えも終始良かったし、新馬戦としてはいい内容だったと思います」と話した。

西田雄一郎師は22年の開業から新馬戦初勝利。師は「ありがとうございます。ジョッキーが慌てずに乗ってくれました。ゲートはちょっとびっくりしちゃったみたいだけど、それで砂かぶりだったり、馬混みでレースができて、これから上のクラスでやっていくためにもいい経験になったと思います。現状では芝、ダートよりも、短距離という条件が良さそうです」と笑顔で答えた。