凱旋門賞前日の9月30日、フランスのパリロンシャン競馬場で行われた3歳馬の重賞、ショードネイ賞(G2、芝3000メートル)をダイワメジャー産駒ダブルメジャー(セン3、C・フェルラン)が制した。鞍上はマキシム・ギュイヨンで勝ちタイムは3分16秒45。
ダブルメジャーはヴェルテメール兄弟の所有馬で、アイルランド生まれ。近親にはサンクルー大賞覇者プルマニアやヴェルメイユ賞覇者レフトハンドがいる血統。これが重賞初制覇で通算成績は8戦3勝となった。クリストフ・フェルラン調教師は過去にハットトリック産駒でモルニ賞、ジャンリュックラガルデール賞を制した欧州2歳王者ダビルシムを管理していた実績がある。
今年の凱旋門賞には現役時代にダイワメジャーと同世代だったハーツクライの産駒コンティニュアス(牡3、A・オブライエン)が出走予定。また、日本からは同じくサンデーサイレンス系種牡馬、ドリームジャーニーの産駒スルーセブンシーズ(牝5、尾関)が挑む。