20、21年宝塚記念連覇などG1・4勝を挙げたクロノジェネシスの半妹アースクロニクル(牝3、斉藤崇)が、11日付で競走馬登録抹消となった。今後は北海道早来町のノーザンファームで繁殖馬となる。

アースクロニクルは、今年4月29日の京都5R3歳未勝利戦(芝1800メートル)でデビュー。血統馬らしい決め脚で経験馬を一蹴し、デビュー勝ちを決めた。

3戦目となった9月9日阪神の1勝クラス(芝1600メートル)では、とても届かない位置から1頭だけ違う脚で伸びて、2勝目を挙げた。

その後、今月1日阪神の武田尾特別(2勝クラス、芝1800メートル)に出走を予定していたが、レース当日に左前肢ハ行で出走を取り消していた。

通算成績は3戦2勝。総収得賞金は1461万円。父モーリス、母クロノロジスト(母の父クロフネ)。馬名の意味は「地球年代記」。