TCK特別区競馬組合は26日、大井競馬場本馬場の砂の入れ替えが完了したと発表した。

より安全な馬場を目指すとしてオーストラリア産の白い砂を導入。砂厚は10センチ(従来は8センチ)。新しい砂での開催は29日から始まる。

TCK特別区競馬組合によると砂資源が減少し、シルト化(砂の粒子が細かくなり粘土質になること)しやすいこともあり、関係者とともに入れ替えを検討していた。今回の新しい砂は白く見えるのが特徴。硬度が高くシルト化がしにくい。また排水性の確保、馬場状態の悪化を防ぐことができるとしている。また騎乗者の視認性確保も期待でき、砂厚を変更することで人馬の安全も確保する。

11月3日に大井競馬場で行われるJBCレディスクラシック(ダート1800メートル)、JBCスプリント(ダート1200メートル)、JBCクラシック(ダート2000メートル)のJpn1の3競走も新しい砂でのレースになる。