エリザベス女王杯(G1、芝2200メートル、12日=京都)に向け、府中牝馬S2着のルージュエヴァイユ(牝4、黒岩)が美浦ウッドで1週前追い切りを行った。

ユニコーンSの覇者で武蔵野S(G3、ダート1600メートル、11日=東京)に出走予定のペリエール(牡3、黒岩)と併せ馬。6ハロン81秒7-11秒3(馬なり)。黒岩師は「府中牝馬Sの時よりも良くなっていると思います」と力を込めた。

2馬身半追走からスタートして直線では無理に追わず、手応え良く僚馬を半馬身かわした。師は「これまではダメージが残ると硬くなる傾向があり、1週前追い切りでしっかりと出来るかがポイントでした。回復が間に合ってくれましたね」とうなずいた。

1800メートルから2000メートルで4勝2着2回の成績を残してきた。今回の2200メートルについては「体形を考えるとベストよりは長い印象がありますが、気性的に折り合いは問題ありません。なのでカバーしてくれると思います」と問題なしを強調した。