4Rで1着となった前川裕希(47=北海道)が、病欠明けから快進撃を続けている。
一昨年、コロナに感染した直後から鼻の調子がおかしくなった。「周回の途中から息ができないくらい苦しくなる」。そんな状態が続き、成績も下降線に。「あの状態のまま走っていたら、クビになっていたかもしれない」。
危機感を募らせ、昨年6月に手術を決断した。
自ら名医を探し当てた結果、埼玉の病院にたどり着く。診断の結果、鼻中隔湾曲症(びちゅうかくわんきょくしょう)と診断され、初めて鼻にメスを入れた。一時的に状態は良くなったが、再発の恐れもあり診断を受けると、今度は鼻弁狭窄(びべんきょうさく)という、生まれつき鼻の穴が狭い状態であることが判明。これはアジアの人種では珍しい症状だという。
3月に手術を決断。耳の裏にある骨を鼻に移植する難手術は5時間を費やした。
その後、約1カ月の間レースを離れ、先月23日の函館F2開催で復帰。予選1着、準決2着で勝ち上がり、決勝3着に入った。
準決7RはV候補の新鋭、依田翔大と同じ番組。同じ北海道の門馬琢麿の番手を回るが、門馬の仕掛け方次第では、一発の期待も十分ある。





















