【アーケーディア(米国)2日=藤本真育】現地4日にサンタアニタパーク競馬場で行われるBCフィリー&メアスプリント(G1、ダート1400メートル)で、メイケイエール(牝5、武英)に騎乗する池添謙一騎手(44)が現地で意気込みを語った。

<池添謙一騎手一問一答>

-2日のサンタアニタパーク2Rダンシングモーで米国初騎乗(5着)。騎乗を終えての心境は

池添騎手 結果は5着と残念でしたが、楽しかったです。(返し馬で)馬場入りした時に「うわ~、アメリカで乗ってる~」って思いましたし、いい経験になりました。このアメリカ初騎乗を(SNSで)発信した時に、多く皆さんからコメントをいただきました。全部読んでいますし、ありがたいです。

 

-ダートの感触は?

池添 日本とは違い、パサパサではないです。水分を含んでいて(勝負服に)ついたらなかなか取れないように粘土質。メイケイエールは気で走るタイプですし、時計の出るダートは合いそうです。

 

-メイケイエールが“全米デビュー”する

池添 一生懸命走る子なので、我慢しきれなくて、暴走するところがありましたが、前走のスプリンターズS(5着)では折り合いはついていました。アメリカはスピード競馬なので、そのへんはメイケイエールに向いているのではないかなと思います。

 

-初のダート戦となる

池添 アメリカ遠征が決まった当初は、芝1000メートルと両にらみでしたが、僕はダート1400メートルに行ってほしかったんです。今のこの馬にとってベストな条件だと思っています。最終追い切りを見ても、気持ち良く走れていて、動きも良かったと感じています。