日本の快速馬ジャスパークローネ(牡4、森秀)の挑戦は悔しい結果に終わった。電撃の5ハロン戦で若干立ち遅れたが、二の脚で2番手を追走。しかし、直線で馬群にのみ込まれ、最後は12着に沈んだ。

今春3月から約1カ月に1走ペースでコンスタントに使われながら、重賞2勝を含む4勝。ほとんど大崩れはなく、前走のG1スプリンターズSでも4着とスピードを発揮してきた。米国の壁は高かったとはいえ、世界の強豪が相手でもテンの速さは通用。今後も各国の快速自慢を相手にした闘いは続いていく。

勝ったのは、コラレス騎手騎乗のノーボールズ(セン4、L・リヴェリ)。直線で最内を突いて抜け出し、G1初制覇を飾った。あとを追うように伸びたビッグインベーションが2着に続いた。

※日本での馬券発売なし