単勝5番人気の紅一点ナミュール(牝4、高野)が豪快に差し切ってG1初勝利を挙げた。勝ち時計は1分32秒5。

ムーア騎手の落馬負傷により、当日に急きょ乗り替わりとなった藤岡康太騎手(34)が見事な末脚を引き出した。同騎手は09年NHKマイルCのジョーカプチーノ以来14年ぶりのJRA・G1・2勝目。

大外枠でスタートも若干決まらず、道中は後方グループに待機。直線は大外へは出さず、馬群を縫うように伸びて首差、差し切った。

殊勲の鞍上は「急きょの乗り替わりでしたが、これだけの馬ですし(高野)先生にも、前走で騎乗したモレイラ騎手にも話を聞いて、いいイメージで騎乗しました。(4角の)馬の反応が良かったので、コース取りさえ間違わなければと。本当によく頑張ってくれましたし、これだけの馬なのでホッとしました」と振り返った。

2着は3番人気のソウルラッシュ。3着は7番人気ジャスティンカフェ。

1番人気シュネルマイスターは7着、2番人気セリフォスは8着に敗れた。

馬連(1)(16)は4440円、馬単(16)(1)は1万490円、3連複(1)(5)(16)は3万930円、3連単(16)(1)(5)は17万6490円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)