日本人女性ジョッキー初のジャパンC騎乗となった藤田菜七子騎手(26=根本)のウインエアフォルク(牡6、根本)は15着に敗れた。最後方からリズム重視で脚をため、直線勝負に懸けたがG1メンバーの壁は厚かった。

藤田騎手のJRA・G1騎乗は19年2月のフェブラリーS(コパノキッキング5着)、19年高松宮記念(スノードラゴン17着)以来通算3度目だった。

久々のG1騎乗を終えた鞍上は「ペースが速くてついて行くのが大変な競馬になりました。自己条件なら頑張れる馬ですし、このチャンスをくださったオーナーと先生に感謝しています」と、強豪に立ち向かった経験を今後の糧にする。