クラウンプライド(牡4、新谷)が、坂路で最終追い切りを行った。

4ハロン51秒0-12秒5の好時計をマーク。力強い動きを見せた。新谷師は「少し間隔は空くし、G1に向けてある程度しっかりとやった。動きは良かったし、仕上がりはいい。心身のバランスが取れてきて、馬がどっしりとしてきた」と好感触。状態は申し分ない。

前走のコリアCは2着グロリアムンディに1秒7差をつけての圧勝だった。デビューからドバイ、アメリカ、サウジと多くの海外遠征を乗り越えてきた。「いろんな競馬場で競馬をしてきて、経験が身になっている。肉体的にもしっかりついてきたし、今年の夏を越えてさらに成長した」。勢いと成長力を武器に、昨年2着の雪辱を狙う。