津村明秀騎手騎乗の2番人気テイエムトッキュウ(牡5、木原)が3度目の重賞挑戦で初タイトルをつかんだ。

スタート後、2枠3番から楽に主導権を奪い、直線に入っても脚色は衰えず鮮やかに逃げ切った。

前走まで中山ダート1200メートルは【2・1・0・0】の連対率100%。この勝利で津村騎手とのコンビでは同舞台3戦3勝とし、得意コースで力をフルに発揮した。勝ち時計は1分9秒3。

津村騎手は「僕が乗っている中山1200メートルのダートでは相性が良く勝たせてもらっていますので。スタートも速い馬なので、自信を持ってこの馬の競馬をしました。ハナに行けるだろうと思っていたので、スタートだけ気をつけていきました。後は自分のリズムで緩めることなく、自分のリズムを心がけました。最後の1ハロンは苦しそうでしたが、セーフティーリードがあった分、頑張ってくれましたね」と振り返った。

3馬身差の2着には2番手から粘り込んだ10番人気チェイスザドリームが入り、3着には6番人気メタマックスが追い込んだ。1番人気リュウノユキナは4着に敗れた

馬連(3)(13)1万2250円、馬単(3)(13)1万8370円、3連複(2)(3)(13)3万6830円、3連単(3)(13)(2)18万7120円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)