柴田善臣騎手が7番人気ブランデーロック(牡4、小桧山)で勝利し、自身が持つJRA最年長勝利記録を57歳4カ月11日に更新した。今年のJRA9勝目。

スタートで遅れ、馬群から離れた最後方を追走。徐々に差を詰めると、直線は大外から一気の末脚。2着に1馬身1/4差をつけ、パートナーは今年1月以来14戦ぶりの白星を挙げた。勝ち時計は1分33秒0。

鞍上は「いつもテンはついていけない馬。今日もいつも通りついて行けなかったね。行き脚がついてからはいい感じに走ってくれて、形的にも外をうまく回せたし、最後までその気になって走ってくれました」と汗をぬぐった。

メイン11RのカペラSでは1番人気リュウノユキナに騎乗して4着に敗れ、JRA重賞最年長勝利記録の更新は持ち越しとなったが、最終レースで存在感を示した。