凱旋門賞4着から臨んだ3番人気スルーセブンシーズ(牝5、尾関)は末脚不発で12着に沈んだ。

15番枠から序盤は中団後方の外を追走。1周目の正面直線で徐々に位置を上げ5、6番手へ。手応え良く進んだが、3、4角で反応できず、伸びを欠いた。

池添騎手は「返し馬のフットワークはよかったです。宝塚記念より気合乗りがよくて気負っていました。後ろからのプランでしたが、前に壁を作れずハミが抜けませんでした。向正面でハミが抜けたけど、力んだ分、反応できませんでした。距離も少し長いかなと思います」と振り返った。

尾関師は「期待に応えられずすみません。正面スタンドでどうしても壁ができず、力んで走るところがありました。距離的にもぎりぎりのところだったと思う。具合がいいだけに前半が鍵だなと思っていました。枠を引いた僕も悪いですが、ふかしきれないところで勝ち馬が来て厳しくなりました。それでも最後は頑張ってくれました。1秒くらいしか負けていないですし、今回に関してはレースにフィットしなかった」と振り返った。

今後については「馬の体調次第。様子を見て決めると思います。カタールには登録すると思います」と話した。