今年の有馬記念(G1、芝2500メートル、24日=中山)は、武豊騎手(54)が騎乗したドウデュース(牡4、友道)の劇的復活Vで幕を閉じた。

ファン注目のグランプリでは、興味深い結果もあった。G1馬8頭が出走して混戦模様と言われたが、終わってみれば1着から8着までの上位8頭は、すべてG1馬が占めた。G1馬が、しっかりと「格」を見せた格好だ(2着スターズオンアース、3着タイトルホルダー、4着ジャスティンパレス、5着シャフリヤール、6着タスティエーラ、7着ウインマリリン、8着ソールオリエンス)。

また、1着ドウデュースは、前走ジャパンC4着。2着スターズオンアースは前走ジャパンC3着。3着タイトルホルダーは前走ジャパンC5着と、ジャパンC組上位3頭の順位が入れ替わった形での決着。ジャパンC組のレベルの高さを示す形となり、ジャパンCを最後に引退した1着イクイノックス、同2着リバティアイランドの実力の高さも証明する結果となった。