アルテミスSを制したチェルヴィニア(木村)と3戦3勝で阪神JFを勝利したアスコリピチェーノ(黒岩)の2歳牝馬2頭が、牝馬クラシック1冠目の桜花賞(G1、芝1600メートル、4月7日=阪神)を目標にローテーションを組むことが決まった。

28日、2頭を所有するサンデーサラブレッドクラブが発表した。

チェルヴィニアは6月に東京でデビューし2着後、8月の新潟で初勝利。前走アルテミスSは単走1・5倍の圧倒的人気に応え重賞初制覇を果たした。阪神JFに向け調整されたが、左後肢の違和感で大事を取って回避。現在は福島県のノーザンファーム天栄で調整されている。

アスコリピチェーノは6月の東京でデビュー勝ちを収めると、新潟2歳Sも連勝で重賞初制覇。前走阪神JFでは中団からの差し切り勝ちでG1タイトルをつかんだ。チェルヴィニアと同じく、現在はノーザンファーム天栄で調整中。