香港の最強馬ゴールデンシックスティ(セン8、K・ルイ、父メダグリアドーロ)が次走に予定していたスチュワーズC(G1、芝1600メートル、1月21日=シャティン)を回避することになった。29日、香港ジョッキークラブの公式ニュースが伝えている。管理するルイ師は「左前脚が少し腫れていて、熱感があったため、獣医師が検査、スキャン、MRI検査を行いました。深刻なものは何もありませんが、(検査の)報告書を英国に送っています。非常に軽度ですが、レースまで3週間しかないので、無理をさせないことにしました」とコメントしている。

同馬はこれまで30戦26勝(G1・10勝)。勝利数や獲得賞金などで香港競馬の記録を塗り替え、「香港の誇り」と称されてきた。香港マイルの前にオーナーのスタンレー・チャン氏が残り3戦(香港マイル、スチュワーズC、4月のチャンピオンズマイル)での引退を表明している。