ダート界の大器、ジャスタウェイ産駒のヤマニンウルス(牡4、斉藤崇)が無傷の4連勝を飾った。

好スタートから2番手で流れに乗ると、4角では抜群の手応えで、持ったまま先頭に並びかけた。直線も余裕たっぷりの走りで、デビューからの連勝を4に伸ばした。

2戦ぶりのコンビとなった武豊騎手は「返し馬で硬さを感じたけど、競馬にいったら問題なかったです。だんだん競馬を覚えてきて、行きっぷりが良すぎるぐらいでした。能力がありますね。今後が楽しみです」と手放しに評価した。

同馬は22年8月の小倉でデビュー。新馬戦を2着に4秒3差をつけるレコードで勝利して一躍、注目の存在となった。その後も1勝クラスを1秒差、2勝クラスを0秒6差と圧勝で3連勝。この日の2着馬バハルダールとの差は0秒2、1馬身4分の1差だったが、3着馬はさらに3馬身離れていた。