2023年度のJRA賞授賞式が29日、都内ホテルで行われた。最優秀障害馬は中山大障害を制覇したマイネルグロン(牡6、青木)が受賞した。

所有するサラブレッドクラブ・ラフィアンの岡田紘和代表は「本当に意外なほど順調にいきまして、中山大障害も非常に強い勝ち方をしてくれたので自分でも非常に驚きました」と喜びの声を上げた。

今後のローテーションについては「3月の阪神スプリングジャンプ(J・G2、芝3900メートル、3月9日=阪神)を経て、春の大目標の中山グランドジャンプ(J・G1、芝4250メートル、4月13日=中山)へ順調に行けばいいなと思っております」と明かした。

同馬は昨年初戦でオープン初勝利を挙げると、次戦でオープン2連勝。J・G2の東京ハイジャンプで重賞初制覇を決めた。年末の大一番、中山大障害ではJ・G1昇格後、良馬場での最大着差となる2着に10馬身差をつける快勝。単勝2・0倍の1番人気に応え、障害界のニュースターとなった。