2023年度のJRA賞授賞式が29日、都内ホテルで行われた。騎手部門でJRA最高勝率騎手に輝いた川田将雅騎手(38)が登壇した。

勝率30・5%のハイアベレージで5年連続7回目の受賞に「ルメールさんにリーディングで負けてしまいましたので、最高勝率だけは死守したいなと思いました」と白い歯をこぼした。

今回はリバティアイランド、ウシュバテソーロ、ママコチャ、ジャンタルマンタルと4頭の受賞馬の手綱を取り「たくさん素晴らしい馬に乗せていただき、その馬ごとのカテゴリーで素晴らしい走りをおのおのがしてくれてのことですので、そのような依頼をいただける関係者と何より精いっぱい頑張ってくれた馬たちに感謝したいなという思いです」と振り返った。

今後の目標を問われ「今日の式典に参加して改めて思ったのは、来年は年度代表馬の主戦ジョッキーとしてこの場に立ちたいなという思いを強く感じましたので、そういう1年を過ごせるように精いっぱい頑張りたいと思います」と力を込めた。