JRAは6日、24年度の新規騎手免許の合格者を発表した。3月1日付で騎手免許が交付される。JRA競馬学校騎手課程を卒業した7人、他1人の計8人が合格した。

大江原哲元調教師が祖父の大江原比呂騎手(19=武市)は4年連続、史上13人目のJRA女性ジョッキーとなった。JRAの現役女性騎手はこれまでで最多の7人。父大江原勝は蛯名正厩舎の調教助手、父のいとこ大江原圭はJRAの現役騎手。

 

◆大江原比呂騎手と一問一答

-卒業式を終えた今の気持ちは

大江原 騎手としてのスタートラインに立つことができてほっとしています。

-騎手を目指したきっかけは

大江原 中学1年生の頃にJRA唯一の女性騎手として藤田菜七子騎手が活躍している姿を見て、騎手という職業に憧れを持ちました。

-競馬学校での思い出は

大江原 サマーキャンプです。同期の仲が非常に深まったからです。

-今後の抱負を

大江原 多くの方から信頼され、応援され、愛される騎手となれるように精いっぱい頑張ります。

 

 

◆父の大江原勝助手(長女比呂に)騎手になりたいと言われた時はけがの心配もありましたが、最後は彼女の意志を尊重しました。僕は騎手の試験に受からなかったので、娘が夢をかなえてくれました。