カタールのG3アミールトロフィーを制したレベルスロマンス(セン6、C・アップルビー)はドバイシーマC(G1、芝2410メートル、3月30日=メイダン)に向かう。所有するゴドルフィンの公式ニュースが伝えている。
ウィリアム・ビュイック騎手と10番枠からスタートしたレベルスロマンスは最初のコーナーでハナを奪うと、マイペースの逃げで最後の直線へ。好位を追走したノースブリッジ(4着)、サトノグランツ(3着)を振り切り、外から伸びてきた2着ゼッフィーロに3馬身差をつける快勝だった。管理するアップルビー師は「前走を勝って、ここへ向けてベストの状態になっていると感じていました」と話し、ビュイック騎手は「レベルスロマンスは楽しそうに走っていました。(ハナヘ行ったのは)プランAではなかったけど、先頭に立って、リラックスしてくれました。日本馬、アイルランドや英国の馬もいて、素晴らしいレースだった。レベルスロマンスは間違いなく、彼のベストの状態に近づいてきています」とコメントしている。
一昨年はドイツのベルリン大賞、オイロパ賞、米国のBCターフでG1を3連勝した実力馬。昨年はBCからの直行で挑んだドバイシーマCでイクイノックスの7着に敗れ、精彩を欠いたが、12月に英国・ケンプトンのリステッド競走で復活の勝利を挙げ、この日のカタールでさらに復調を印象づけた。血統的には祖母ショートスカートの半姉がホワイトウォーターアフェア(ヴィクトワールピサの母)で、フェブラリーSで人気を集めるオメガギネスとも同じ一族。ドバイシーマCでは地元ゴドルフィンのエースとして、3冠牝馬リバティアイランド、スターズオンアースなどの日本勢やディープインパクト産駒オーギュストロダンを迎え撃つことになりそうだ。

