今年の注目新種牡馬を紹介する。

タイトルホルダー

父ドゥラメンテ

母メーヴェ(モティヴェイター)

■けい養先 レックススタッド

■戦績 19戦7勝

■主な勝ち鞍 21年弥生賞、菊花賞、22年日経賞、天皇賞・春、宝塚記念、23年日経賞

■種付け料 350万円

3歳初戦の弥生賞を逃げ切って初タイトルを手にし、父ドゥラメンテ産駒の重賞勝ち第1号となった。一躍クラシック候補に名乗り上げ、皐月賞では先行策から2着と粘走。ダービーは6着に敗れたが、迷わず先手を主張した菊花賞では2着を5馬身突き放して圧勝。奪取したラスト1冠は、父の父キングカメハメハから続く、牡馬クラシック史上初の父系3代制覇となるなど記録ずくめの勝利となった。本格化をたどる4歳時には天皇賞・春、宝塚記念と主要G1を連勝。速さと無尽蔵のスタミナを武器に中長距離で圧倒的な強さを誇り、同年のJRA賞最優秀4歳以上牡馬に輝いた。早世した父の初後継としても大きな期待を集めている。

<現役時代に管理した栗田徹師>

セレクトセールで初めて見させていただいた時は、非常に柔らかく、頭も小さく、品のいい馬だなという印象でした。トレセン入厩当初は緩さがありましたが、ただ、調教の動きはものすごかった。だんだんと緩さが解消されてきた4歳時には体も固まり、成績も伴って、成長力のある馬だなという実感がありました。ゲートの出も速く、スピードを持続することのできるスタミナが豊富。宝塚記念では57秒6というハイペースを追いかけながら、最後まで止まることなく駆け抜けたように、強靱(きょうじん)な精神力の強さもストロングポイントだと思います。

<山田弘オーナー>

本馬の父ドゥラメンテは、昨年のリーディングサイアーに輝きました。(タイトルホルダーには)たくさんの皆さま方から配合のお申し込みを頂戴しましたが、(満口のため)ご要望に応えることが十分にできませんで、申しわけございません。ご存じの通り、本馬は競走馬時代、大変人気がございました。それだけに子どもたちも大いに注目されると思っております。どうぞ、皆さま方のご支援、ご協力によりまして、本馬を上回る子どもたちが生まれて、育ちますよう、よろしくお願いを申し上げます。