クリストフ・ルメール騎手(47)はパントルナイーフ(牡、木村)で頭差の2着となり、17年レイデオロ以来2度目のダービー制覇はお預けとなった。

五分のスタートから好位5、6番手の外を追走。向正面でのまくりにも動じず脚をためると、エンジンを吹かすように促しながら直線へ。先に抜け出したバステールをゴール前で捉えたが、さらに外のロブチェンに差された。それでも皐月賞14着から巻き返した。

検量室に帰ってきたルメール騎手は顔をゆがめて悔しさをあらわに。それでも、ブーツの洗い場で勝った松山騎手の肩をもみ「おめでとう!強いね!」と笑顔を見せた。「ずっとこの馬は能力があると自信がありました。思ったように競馬をしてくれました。ベストコンディションでしたし、長い距離で能力を見せてくれると思っていました。いいスタートが切れて、向正面でも落ち着いて息が入っていました。いつも通り直線はじわじわと、エンジンがかかるのに時間はかかりましたが、だんだんと加速して頑張ってくれました。勝った馬は皐月賞をレコードで勝った強い馬。パントルナイーフは惜しかったけど、G1ホースになれる馬だと思います」と前を向いた。