ドバイレーシングクラブは11日、ドバイワールドカップデー(30日=メイダン)に行われる各競走の出走予定馬を発表した。

UAEダービー(G2、ダート1900メートル)には全日本2歳優駿、サウジダービーを制し、4戦無敗のフォーエバーヤング(牡3、矢作)、サトノフェニックス、バロンドール、ジョージテソーロの日本馬4頭が出走を予定している。日本馬は16年にラニが初勝利を挙げ、一昨年クラウンプライド、昨年デルマソトガケが連覇を果たし、これまでに3勝を挙げている。

UAEダービーは日本馬だけを対象にした「ジャパン・ロード・トゥ・ケンタッキーダービー」とは異なる、ケンタッキーダービーへ向けた「ロード・トゥ・ケンタッキーダービー」の指定ポイント競走。1着にはケンタッキーダービー出走圏内が確実になる100ポイント、2着には50ポイントが与えられるため、ケンタッキーダービー(G1、ダート2000メートル、5月4日=チャーチルダウンズ)参戦を目指す陣営にとって、とにかく大事な一戦になる。

出走予定馬は12頭で、日本馬は4頭。米国からは2月にアケダクト競馬場で行われたガンダーSを制し、3戦2勝のパンダゲートが参戦予定。アイルランドのエイダン・オブライエン厩舎はヘンリーアダムス、ネイビーシールの2頭、他にウルグアイ調教馬1頭、地元UAE調教馬4頭が出走予定となっている。