米国の代表的なトレーニングセール、OBS(オカラ・ブリーダーズ・セール)社のマーチ(3月)セールが12日から14日まで3日間の日程で行われた。多くの日本人関係者が参加しているが、今年も森秀行調教師(65)の存在感が光った。

森秀師は今年のセールで10頭を落札し、合計落札額は269万5000ドル(約4億425万円)に到達した。10頭の中で最高額はヒップナンバー(上場番号)617番のコンスティテューション産駒(牡)で、落札額は80万ドル(約1億2000万円)だった。ミトーリ産駒を2頭落札しているが、その他はみな違う種牡馬の産駒。シャンスロット産駒、コンプレクシティ産駒、フロステッド産駒、トワイリングキャンディ産駒、サウザンドワーズ産駒、ヴェコマ産駒、シティオブライト産駒と、多様なラインアップの10頭となっている。