JRAは15日、海外の駐在員事務所に勤務する職員1人が外部からのフィッシングメール被害を受け、同職員が使用するメールボックスの内容が不正アクセスされたため、個人情報などが漏えいしたと発表した。

漏えいしたと推察される個人情報などは15日現在、メールボックスに保存されていたJRA職員、競馬関係者らのメールアドレス(約500件)とメールに含まれる内容としている。現時点で二次被害は確認されておらず、国内でJRAが管理、保有するお客さま情報などについては一切漏えいはしていないと説明している。

今後についてJRAは、海外の駐在員事務所におけるインターネット環境のセキュリティー対策を強化するとともに、全職員に対して情報セキュリティー研修を一層徹底することで再発防止に努めるとしている。