地方競馬教養センター第105期騎手課程の修了記者会見が16日、栃木県那須塩原市の同センターで行われた。今期修了の騎手候補生は14人。15日に免許試験の合否が発表され、全員が合格した。4月1日に免許が交付される。

兵庫2人目の女性騎手となった塩津璃菜(りな)騎手(19=西脇・長南)は小4の時に偶然にテレビで見た競馬がきっかけで乗馬を始め、騎手を目指したという。岡山県出身で「地元は桃太郎や桃が有名なので」と騎手服には桃色を使った。「競馬場も近いので」と隣県の兵庫所属を希望。空手なども経験してきたとあって「姿勢とバランスを生かして頑張りたいです」と話す。1年目の目標には「たくさん乗り鞍が増えるように」と騎乗数の確保を掲げた。