坂井英光調教師(48=小林)が3番人気スマイルモア(牡)で勝利し、地方通算100勝を達成した。21年4月16日の初出走から451戦目と、ハイペースで節目の記録に到達した。地方重賞は3勝を挙げている。

西啓太騎手が手綱を取ったスマイルモアは主導権を握って、鮮やかな逃げ切り。2勝目を手にした。

JRA坂井瑠星騎手の父でもある師は「ジョッキーの時は数字を意識していなかったけど、調教師ではとことん数字を意識してみようと思い、毎年、勝率、連対率、勝ち星を意識してやってきた。3年以内で100勝できたのはオーナーさんはじめ、周りのみなさんのおかげで早く達成できたと思います。数字のことを言うと勝率3割が目標ですが、一番は預託してくれたオーナーさんのために1頭1頭丁寧に結果を出すこと。それが数字につながるのかなと思います」と先を見据えた。