ミルコ・デムーロ騎手(45=イタリア)が3日、大阪駅でトークショーに出席した。JRAのイベント「回想ステーション」の一環で、来週末の開催を最後にスタンドの改修工事に入る阪神競馬場での思い出を振り返った。

印象に残るレースとして挙げたのは16年桜花賞のジュエラー。約2センチ差の決着で「勝ったかと思ったけど分からなかったから(2着シンハライトの池添騎手に)『どっち?』って聞いた。本当にうれしかった。桜花賞は桜がきれいで大好きなレース。勝ちたいと思っていた」と当時の喜びを思い出していた。

今年の桜花賞(G1、芝1600メートル、7日)ではフィリーズレビュー3着のセシリエプラージュ(牝3、中村)に騎乗する。