香港のクイーンエリザベス2世C(G1、芝2000メートル、28日=シャティン)で3連覇を狙うロマンチックウォリアー(セン6、C・シャム)は、その後に予定している安田記念(G1、芝1600メートル、6月2日=東京)への遠征について、陣営が同じオーナーの共有馬ロマンチックチャーム(セン5、同)の帯同を希望していることがわかった。9日、管理するシャム師の意向を香港ジョッキークラブの公式ニュースが伝えている。

シャム師は「11日にJRA(日本中央競馬会)とランチミーティングを行います。そこで、何ができるのかを確認しますが、可能ならば、ロマンチックチャームを連れていって、彼が日本で走れることを期待しています。11日に確認します」とコメント。ロマンチックチャームの帯同、日本での出走を希望していることを明らかにしている。ロマンチックチャームは重賞未経験で下級条件(クラス3)に在籍。昨秋にはロマンチックウォリアーのコックスプレート(オーストラリア)遠征に帯同し、現地(ジーロング競馬場)で1戦している。

シャム師は3月の高松宮記念にビクターザウィナーで参戦し、3着に好走。英国やオーストラリアでG1を制した経験を持っており、高松宮記念週の来日時にもロマンチックウォリアーの安田記念参戦について意欲的に語っている。