ケンタッキーダービー(G1、ダート2000メートル、5月4日=チャーチルダウンズ)の枠順抽選が27日(日本時間28日)に行われ、各馬の枠順とジョッキーが発表された。

11番枠に決まったフォーエバーヤング(牡、矢作)の岡助手は「おおむね希望していた枠番を引けて良かったです。あとはジョッキーが考えて、うまく乗ってくれると思います」と話し、10番枠に決まったテーオーパスワード(牡、高柳大)の友道助手も「比較的真ん中に近い枠で、皆さんから極端な内枠や外枠ではない方が良いだろうと言われていたので、良かったと思います。ジョッキーは昨年もこのレースに騎乗していて、月曜日にこちらへ来ますので、来週に来る調教師とジョッキーとあらためて作戦を立てたいと思います」とコメントした。

フォーエバーヤングには同馬と同じ矢作厩舎所属でJRAのトップジョッキーである坂井瑠星騎手(26)、テーオーパスワードにはカナダで3年連続最優秀騎手に輝き、昨年のマンダリンヒーローに続き、2年連続のケンタッキーダービーになる木村和士騎手(24)の騎乗が決定した。日本馬の挑戦だけでなく、日本生まれの若いジョッキー2人の手綱さばきにも注目だ。