伝説の続きが始まる。3日、G1・9勝牝馬アーモンドアイの初子アロンズロッド(牡2、国枝、父エピファネイア)が初めて馬場入りした。ゆったりとした歩き姿は母譲りで、気付けば隊列の後方にいるのも母と同じ。国枝師は「自分からすいすい歩くというようり、どうでもいいところはリラックスしている。張り詰めたままだと競馬ではよくないから。この感じがいい方に出ていってくれれば」と話した。母子を担当することになった根岸助手を背に、悠然とコースへと向かった。

前日2日に入厩し、この日が初めての調教。馬場内でじっくり動きを見届けた国枝師は「今のところは順調にきているんじゃないかな。特にマイナス点はないよ。雰囲気だったりがいいよね。これから課題を課していって、どう反応していくか。現状は入厩してから大きな問題はないし、動きも水準。落ち着いているからいいよね」と成長に期待する。今後はゲート試験合格に向けて調教を重ね、夏の新潟デビューに備えていく。